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『カエデガミ』とは
『カエデガミ』は2025年6月23日発売のジャンプ30号からスタートした作品で、作者は複数の読み切りを掲載した経験がある「遥川潤」先生。
今回のカエデガミも元は読み切りから連載が決定した作品です。
以下あらすじ。
交わることのない異種族との秘密の関係――
東洋世界に潜む不思議なモノたち・神怪。
孤児だった少年・虹(コウ)は、謎の神怪・蚩尤(シユウ)と
山で静かに暮らしていた。
しかし蚩尤には悲惨な過去があり――…
大切な存在の全てを取り戻すため、少年は己の全てを捧げる!!鬼才が描く東洋怪奇冒険譚、開幕――!!
出典:https://www.shonenjump.com/j/rensai/kaedegami.html
微妙
そんなカエデガミでしたが、残念ながら1話時点では若干の打ち切り臭がしていました。
灯火のオテルほど臭ってはいないものの、すぐ打ち切り候補になる可能性は割とあると思います。
ありきたりな設定

体を失った大神怪であるシユウが依り代とするために主人公のコウに近づくも、いつのまにか情が湧いて殺せなくなったので協力して体を探そうというストーリーなんですが、100万回は見た設定なのでありきたりとしか思えませんでした。
もちろんありきたりな設定でも今の時代に人気が出る作品はありますけど、そういう作品の殆どは何かしら尖った点があるのに対してこの作品は特に尖った点が無かった。
「そうなるだろうな」「でしょうね」と思ってたら1話が終わってたので、作品全体がありきたりだなという印象だった。
シユウの顔を1話で取り戻しちゃったのでもう終わった感があって、連載というより読み切りみたい。
描写が雑

持って帰ってきていた鍋が扉を開ける時に無くなってたり、吹っ飛ばされたお面が何時の間にか装着されてたりと、ちょいちょい描写がすっ飛ばされてる部分がありました。
まあそれだけだったら別に良いんですが、全体的に噛み合ってない部分や飛ばされてる部分がある気がして1話から雑な印象だった。
溜めに溜めた割にバトルはあっさり終わるし、東洋世界なのに言葉遣いは妙にフランクでホーロー鍋や双眼鏡があったり、でもそれが魅力に繋がってるわけでも無く何だかあまり練られてないように見えてしまった。
まとめ
全体的にぱっとしない作品だなって感じでした。
唯一の個性であるデカ女も最近はあっちこっちで出て来るからもう飽きましたし、色んな作品をミックスしただけに見える。

カエデガミにしかない魅力が出ないと厳しい気がする
コメント
味付けが薄いのは否めないのですが、ナイスプリズン、灯火のオテルと
「苦痛を伴う読後感」の新連載が続いた影響で、さらっと読めるだけでも相対的にかなりマシに思えてしまいます
開始暫くは書き溜め原稿なので方向性は変わらないでしょうが、作者の年齢も若いので今後の修正力に期待ですね
ただ元々バトルものは眼中になさそうなタイプであるのが気になるところ
設定的に戦闘以外のエピソードで間を繋ぐのも可能でしょうが、それをジャンプと言う環境が許してくれるかどうか
個人的には、仮面の美女出して一話で素顔取り戻してるのも気になる。
糸目キャラが出てきて、早々に開眼して、以降そのままだったら糸目の意味がわからないし、
仮面キャラもすぐに素顔が判ったら魅力が削がれるというか、現にちょっとがっかりした。
でも、ここ最近の新連載は酷いものが多すぎたのもあって、全体的にはまだ期待できる。
エロ女で騒いでるだけで凡な作品。寧ろ、作劇や細かい描写の部分で粗があり同人レベル。
作者はファンタジーとして打ち出してるが、ネットの評判につられてエロ女をゴリ押しすると予想。
その結果、ボロが出始めると皆飽きはじめ尻すぼみになり打ち切られると思う。
新連載はなるべく読みたい私でもこの新連載は途中で飛ばしましたね
どこかでみたようなストーリーだし
>ちょいちょい描写がすっ飛ばされてる部分がありました。
ひょっとしたら長すぎて編集から添削された結果かもしれませんね
まあそれだけ無駄に長かったってことなんでしょう