【あまりに中途半端な最終回】野球漫画のクーロンズボールパレードが20話で打ち切りに | めぎしす!
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【あまりに中途半端な最終回】野球漫画のクーロンズボールパレードが20話で打ち切りに

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クーロンズボールパレード打ち切り最終回
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アイテルシーと同じく、アンケのドベをずっとうろうろしていたクーロンズボールパレード。
アイテルシーが先週号で逝ったので次はクーロンズだと思っていたら、今週で打ち切りでした。

クーロンズ・ボール・パレードとは

主人公の小豆田は強豪校の白凰学院野球部に憧れる野球少年。
身長は小さく身体能力は平凡ですが、データ分析や作戦の立案が得意な頭脳派で、その能力を活かし入部テストで所属チームを勝利に導きました。

しかし、白凰学院には50人からなる分析班が居て頭脳派の選手は必要とされていなかったため、落選し野球を辞めようとしていました。

出典:クーロンズ・ボール・パレード1話 少年ジャンプ2021年11号より

そこに現れたのが同じく入部テストを受けていた龍堂。
彼は高校生にして143キロのストレートを投げる天才ピッチャーで入部テストにも合格しましたが、小豆田と一緒に野球がしたかったので入部を辞退。

出典:クーロンズ・ボール・パレード2話 少年ジャンプ2021年12号より

その後、野球部が廃部になってしまった黒龍山高校の理事長の孫かりんに出会い、且つて3連覇を果たした”九龍(クーロンズ)”のようなナインを作り黒龍山を復活させようというストーリーです。

アンケ

そんな待望のスポーツ漫画のクーロンズでしたが、10週目で新作のアンケ補正が切れた途端にあのアイテルシーを抜きアンケ最下位に。
その次の合併号でもワースト3に入り、早くも打ち切り候補の仲間入りを果たしてしまいました。

その後もアンケが復活することは無く、ずっとドベ付近をうろうろ。

打ち切り

そして20話で早くも打ち切りとなってしまいました。
準決勝で負けたわけでもないのに白凰(因縁の相手)との決勝戦をやる前に打ち切りという無慈悲な終わり方。

ちなみに、最終3巻で決勝戦の模様が描きおろしで読める模様。(最近このパターン多いな)

クーロンズ打ち切り最終回
出典:クーロンズ・ボール・パレード20話 少年ジャンプ2021年33131号より

冒頭のモブの「もう・・・最終回か・・・」という台詞が作者の最後の抵抗って感じで、なんだか悲しかったです。
今後打ち切り作品が来るたびにこのコマが貼られそう。

仲間集め


出典:クーロンズ・ボール・パレード4話 少年ジャンプ2021年14号より

クーロンズで最も問題視されていたのが”仲間集め”です。
1話の時点では小豆田と龍堂しか部員がおらず、最低でもあと7人を集める必要がありました。
人気が出ないと速攻で打ち切られる今のジャンプにおいて、この初動の遅さはかなりの痛手。
絶対に人気が出る確信があるならまだしも、アンケドベなわけですからね。

しかも、1人目の剣を仲間にするのに4話、更に2人目の椿を仲間にするのに4話とかなり贅沢に話数を使っているので、単純計算だとあと5人集めるのに20話かかる事になってしまいます。

管理人
管理人

と思ってたら、残りの仲間は爆速で集めたっていうね

出典:クーロンズ・ボール・パレード16話 少年ジャンプ2021年27号より

特に、野球経験の無い3人が突然現れて3コマで部員になったところは笑いました。
いくら人気が出なくて焦ったとはいえ、1人に4話使用から3人に3コマって・・・ふり幅がすごい。

あ 今10人になりました」のセリフを見て「この漫画終わったな」と思ったと同時に、この漫画は打ち切り学会の教材に使えるぐらいのお手本みたいな打ち切りをされるんだろうなと思ってたら案の定。

誰しもが納得の打ち切りでしょう。

キャラ

基本的に全員キャラが薄く、特に主人公の小豆田と最初の仲間である龍堂が無味無臭で全然魅力がない。
余程ストーリーが優れてない限り漫画はキャラありきで進んでいく物だと思うので、ここも漫画としてかなりの欠点だと思います。

じゃあストーリーが滅茶苦茶面白いかというとそんな事は無く、むしろベタベタな古臭い話を特に捻りも無くやってるという感じ。
何故1人1人仲間を集めるという強気な展開を編集が許したのか理解に苦しみます。
というか、最近は「何故編集がこれを許したの?」という作品や展開が多く、「ジャンプ編集部仕事しろ」と常に思ってます。

また、試合内容もド派手な必殺技などがあるわけでもなく現実の野球に即した感じなので、キャラの薄さと相まって地味さを加速させています。
安易な必殺技に走りたくないのかもしれませんけど、それをカバーできる何かが無いとただの無謀でしかない。

まとめ

特にここが酷い!」という点は無い代わりに、「ここが面白い!」という点も見当たらず、ひたすらに地味で盛り上がらない作品という印象でした。
一言でまとめると”ジャンプ向けではない”。

管理人
管理人

ただし終わり方だけは(笑えるという意味で)面白かった



ジャンプの人気スポーツ枠が復活する日は何時になるだろうか。

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コメント

  1. アバター 匿名 より:

    「ジャンプ向けではない」まさにコレだと言えます
    ジャンプは少年誌として力を入れてるのであまりリアルに書きすぎると人気出ないんですよね
    でもぶっ飛びすぎると引かれるので加減が難しいんですけどね
    ジャンプって近年だとミスフル以外で長く続いた野球漫画ってなかったからなぁ
    もし掲載誌が違ってたら数巻ほど続くかもしれない内容なので果たして…?

    • menuguildsystem menuguildsystem より:

      リアルに描くなら圧倒的なストーリーの面白さや画力の高さが必要だと思います

  2. アバター 匿名 より:

    この作者、以前サンデーだかマガジンでも野球漫画描いてて打ち切りになってたからなぁ
    正直それでよくジャンプで連載したなと思ったレベル

  3. アバター 匿名 より:

    記憶が確かなら集合写真で一人だけ帽子被って無い奴って確か『ホームラン以外打てない奴』って言われて無かったっけ?
    先週だか先々週だかに普通のヒット撃ってて???ってなったわ

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