◆関連記事
【情報量がすごい】メスガキ妹「真澄純」が登場し、三馬虐の傍で桐山がロジンをキメた『サンキューピッチ』8話感想
轟と真澄の過去

今回は轟と真澄の過去について描かれていましたが、単に2人の出会いだけではなく轟の分析や真澄の解説にも繋げてて上手い回想でした。
轟のRPG理論も子供っぽい例えながら分かりやすかったですし、小堀がただの村人だと思われてたり桐山の右ヒジの爆弾を見抜いてたりと、ギャグにもシリアスにも活かせる能力だった。
2人ともただの練習試合の相手とは思えないぐらいキャラが濃いので、1回きりじゃなくてまた出番がありそうな予感がします。
ただ、住吉九先生は幾らでも濃いキャラを描けるので贅沢に使い捨てする可能性もあるけど。
桐山の活躍

遂に出番がやってきた桐山でしたが、1球で轟をセンターフライに打ち取り圧倒的な実力差を見せつけていました。
ストライクではなく敢えて打たせて捕るというやり方もカッコよかったですし、「天才はすべてを超越する」という台詞がセンターフライに終わった瞬間に轟から桐山に適用される切り替え方も素晴らしかったです。
敢えて三馬がホームランを打たれた時と全く同じ描き方をする事で意趣返しになってるのも良い。
普通だったら三馬が打たれて桐山が登場したところで次回へ続きそうなところですけど、桐山が勝利するところまで詰め込んで且つ満足感のある1話に仕上げているのは流石の漫画力だなと思いました。
ハイパーインフレーションの時から1話1話の濃さと満足感が半端なく、ギャグからシリアスまでの温度差が激しいのに違和感なくまとめてる住吉九先生もまた天才。
まとめ
毎回面白すぎて私の中では今のジャンプラで圧倒的に好きな作品です。
次回の轟がどんな風になっているのか楽しみ。

管理人
単行本のオマケも面白いのでみんな買おう!
コメント
センターフライのところはマジで痺れたわ
あと桐山が最初三馬を応援してるところと自分じゃ勝てないけどそれでも投げたかったって悔しがりながらも託す三馬もよかったしほんと神回だった
最高でしたね
気が早いけど次は本誌来てほしいわ
途中色々あったけど最後の桐山で全部吹っ飛んだ
桐山が作中において初めて試合で活躍する場面で、フライを打たせて一球で討ち取るという展開
そこで絶対に見送りはしないであろう轟を相手にさせる事で、その展開に対してぐうの音も出ないほどの説得力を持たせている
そして、これまでに散々”3球”を印象付けてきた仕込みがここきてめちゃくちゃに効いている
控えめに言ってストーリーの構成力が高すぎる