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尊氏が読者に語り掛けるメタネタ

逃げ若の223話で追い詰められたラスボスである尊氏が読者に語り掛けるメタネタをやって話題になっていました。
そもそも逃げ若は初期から現代を見据えた発言や現代に置き換えたメタ描写が多々ありました。
そして今回尊氏が追い詰められた事で中に居た未来を見通せるであろう神が暴走し、読者に向けて話しかけてきたという流れだと思われます。
なので今回唐突にメタネタをぶっこんできたわけでは無いんですが、とはいえ個人的にはつまらなかったです。
小物になり果てた今の尊氏を表現している事を分かった上でも滑ってるように見えましたし、遂に辿りついた最終決戦で6ページも使った割に説教臭いだけで何も起きず拍子抜けしてしまった。
それも神の力が抜けてしまった事の表現なんですけど、「これだけ長々と喋ってそれかよ・・・」というのが正直な感想。
あとメタネタばっかりが話題になっちゃって、ラストで遂に尊氏が逃げる側・時行が鬼側に逆転するシーンが薄れてしまった感がある。
バズリ狙い
ひたすらエロネタを擦り続けてた頃もそうですが、仮にも歴史物なのに結局バズリ狙いで頓珍漢な展開をやる作品になってしまったなって感じです。
死んだと思った吹雪が復活した挙句ゲロで攻撃とかふざけてるとしか思えないし。
真面目なシーンでギャグを入れてくるのは逃げ若だけに限らず松井先生の作品の持ち味ではあるものの、今回は個人的に悪い方向に作用しちゃってる印象です。
流石にふざけすぎだし、結局こういうネタでしかバズれないなら歴史物という息苦しいジャンルに手を出さない方がのびのび描けたんじゃないかと思ってしまう。
まとめ
Xで賛否両論な今回の展開ですが個人的には否定派です。
歴史物でやる意味あったのかなって感じ。

もし4作目があるなら好き放題描ける設定にした方が良いのでは
コメント
アニメであんだけ美しかった吹雪君がとんでもねえ尊厳破壊されてて
さぞキレてる人多いかと思ったら「エッッッ」って反応結構あって
逃げ若のファン屈強すぎて多分最後までついていくんじゃないかなあ