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『呪術廻戦≡(モジュロ)』とは
『呪術廻戦≡(モジュロ)』は『呪術廻戦』の芥見先生、作画が『暗号学園のいろは』の岩崎先生という有名作家タッグが描く呪術廻戦のスピンオフ作品です。
事前の告知ではタイトルが『≡(モジュロ)』としか書かれていなかったため、いきなり呪術スピンオフである事が判明してとんでもなく話題になっていました。
短期集中連載で打ち切りにならない限りは半年ほどで終わるそうです。
ただ、公式ではスピンオフと書かれていますが本編が終わった後の時間軸で乙骨と真希の孫たちがメインキャラなので、実質続編みたいな物です。
私は渋谷事変までの呪術が好きで死滅回遊から終盤にかけてのクソ展開でアンチ化した読者の1人なんですが、良くも悪くも話題提供という面ではピカイチの作品だったためスピンオフとして帰ってきた事自体はワクワクしました。
つまらない蛇足

そんなモジュロでしたが、1話を読んだ正直な感想は「つまらない蛇足だなあ」という感じでした。
そもそも私は呪術本編のラストが色々な事をぶん投げて駆け足で終わった雑な終わり方だと思ってるんですけど、その色々な事を回収するべきは呪術本編であってスピンオフや続編であるべきじゃないとも思ってます。
そんな物で回収するなら本編を雑に終わるなよって感じ。
また、本編の後の時間軸の話なんて実質続編だし仮にも完結させてるんだからそれは無いだろうって感じ。
平安時代編をスピンオフでやるなら理解はできるんですが。
最終回辺りでいきなり宿儺の過去に焦点当てたり乙骨や真希の描写を入れたのもこれに繋げるためだったんですかね。
宇宙人
唐突に宇宙人とか言い出したのも蛇足続編にありがちなトンデモ展開で世界観までぶっ壊してきてるなって感じです。
少しでも呪術本編で宇宙人要素があったら100歩譲って良いとして、そんな物は(233話で宿儺を宇宙人呼ばわりする五条のギャグ以外に)欠片も無かったのでまた芥見先生お得意の後出しに見える。
おそらく宿儺が堕天と呼ばれていた理由が「天から堕ちてきた宇宙人だから」みたいな話なんでしょうけど、呪術本編だけだと堕天が何を意味するのか全く説明されてませんしそれをスピンオフで説明するのは不親切だと思います。
ぶん投げた米軍の話や日本人の拉致問題もここで回収するつもりなんでしょう。
この先の話でマルの弟が宿儺である事が判明して「宿儺が人外の形してるのは宇宙人だったからなんだ!芥見先生すげー!」みたいな展開にもなりそうですけど、それも後付けとしか思わないので無理な芥見先生の持ち上げにうんざりしそうな予感。
盛り上がらない

宇宙人襲来を宿儺並の特級事案に認定したりして本編に負けず劣らず感を出してますが、言葉でいくら説明されても呪術本編のスケールに勝てるわけが無いんだから盛り上がりません。
むしろスピンオフや続編で元祖の最強をコケにするような展開の方が萎えるし。
それにそもそも呪術は完全にキャラ主導で人気が伸びていった作品なので、本編のキャラが大体死亡してそうな世界で新キャラだけでやっていくのは無謀。
パンダとかは登場しそうですがあんな奴が出てきてもねえ・・・
爺さん婆さんになった高専のキャラとかもあまり見たくないし。
それに半年で終わるって芥見先生が明言しちゃってるので、どう考えたってその期間で本編のキャラたちを上回る魅力を新キャラに付与できるとは思えません。
まとめ
呪術廻戦ってタイトルに書いてなかったら大して注目もされなさそうな1話だなって感じでした。
呪術続編である意味があまり感じられず、乙骨という名字のメインキャラが居る事やちょくちょく呪術本編の昔話が出て来るファンサービス的な作品。
以前「呪術は引き伸ばしが無く完結した」なんて言ってる人も居ましたが、こんな続編やるなら結局引き伸ばしなんじゃないでしょうか。
もっとも、私からすれば終盤のグダグダ宿儺戦は十分引き伸ばしに見えるんですがね。

とはいえ2話以降もトンデモ設定をぶち込んできて話題には事欠かないと思うので感想記事は書く予定
コメント
本編もひたすら設定や描写の辻褄合わせに努めてたけどまさかスピンオフ作ってまでやるとは思わなかった笑
どんだけ読者につっこまれるの嫌なんだよ
また新たな矛盾が生まれそうですけどね
1話でそんな要素あったっけ?
普通に妄想やぞ今の所
作者が個人的なお気持ちしたくてこれ連載してるのかと思うと失笑すら起こらない
コメントを見る限りオファーがあって企画を考えたという経緯と半年の短期連載予定なのに「打ち切られなければ」と保険をかけてるあたりから、芥見先生が面白いのを思いついたから自信満々で連載を始めたって感じではなさそうな印象を受けたなぁ