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『ハルカゼマウンド』とは
『ハルカゼマウンド』は2025年6月16日発売のジャンプ29号からスタートした作品で、作者は打ち切りになった『仄見える少年』を連載していた原作の「後藤冬吾」先生と作画の「松浦健人」先生。
以下あらすじ。
双子で同じ日に、同じ夢を抱いた
そして俺たち兄弟は、一つの約束を交わしたんだ―弟・久住蒼風。世代最高の逸材、右腕。
兄・久住凪春。チームのお荷物投手、左腕。同じ道を歩んできた真逆の双子の運命はある捕手との出会いによって大きく変わり始める―
後藤冬吾×松浦健人、
出典:https://www.shonenjump.com/j/rensai/harukazemound.html
『仄見える少年』のコンビが送る本格野球ストーリー!
面白かった
ジャンプのスポーツ漫画と言えば長続きしないでお馴染みですし最近始まったエンバーズがクソだったので期待してなかったんですが、ハルカゼマウンドは中々面白かったです。
1話だけで見れば打ち切り臭などはせず人気が出そうに見えました。
色々な要素を詰め込みつつキレイにまとまってる

甲子園を目指す優秀な弟とダメダメな兄の双子が居て、兄の悪戦苦闘と弟との気まずい関係を描きつつ更に癖の強いキャッチャーが登場してそいつに兄の投げ方を矯正してもらい試合までするという1話からてんこ盛りの内容でした。
普通これだけ詰め込んだらゴチャゴチャしてどこかしら物足りない感覚になるんですけど、この作品はそういった感覚は無く全てがキレイに結びついてまとまっていたように見えたので読後感が良かったです。
1話時点でメイン3人のキャラが立っていて魅力がありますし、野球に関する描写や兄の投げ方を矯正するやり方も理にかなってるように思えました。
また、野球漫画と言えば『クーロンズボールパレード』のように仲間集めに時間をかけて打ち切りというパターンが結構あるんですが、既にめぼしい奴らに声をかけてるのも良いところ。
目立った悪い点が無く完成度の高い1話だと思いました。
仄見える少年の反省が活かされている
前作の仄見える少年ではストーリーやキャラが薄く、クソ漫画では無いんだけど盛り上がりも無いのでアンケが入らないみたいな感じになってたように見えたので、その反省が活かされていて素晴らしいと思いました。(1話時点では)
一瞬で打ち切りになったのに作風もキャラもそのまんまで設定を弄っただけみたいな作品を連続で持ってきちゃう作者も居ますし、どうしても似たような作品しか描けない作者も居るので退魔物から野球に切り替えて弱点も克服してる時点ですごい。
まあ、だからといって人気が出るかどうかは分からないのがジャンプなんですがね。
まとめ
とりあえず1話は良かったので応援してます。
新連載4つには全く期待してませんでしたが、案外いけるのか?

頑張ってほしい
コメント
スルーしてたけどこの記事読む途中で気になって読んできた
面白かった
兄と弟、違う高校に行ってしまうのかどうか、いまからやきもきする
最近の新連載は第一話からダメな雰囲気でてたけど、これは本当に完成度高かった。
腎臓のくだりが途中から左右逆になってるくらいしかケチ付ける所がない。