偽夏油の正体が判明し、展開的に大盛り上がりだった呪術廻戦134話。
しかし、その一方でパクリ問題という火種がくすぶっていたのであった・・・
うずまき
134話でパクリだと騒がれていたのは偽夏油が使用した呪霊操術の極ノ番「うずまき」
これが伊藤潤二さんのホラー漫画「うずまき」に出てくるうずまき状になって死んだ男性そのまんまだったからです。

その画像がこちら。

本当にそのまんま!

横に並べてみると如何に酷似しているかが分かるでしょう。
一応呪術の方は顔にツギハギがあり真人である事が分かるものの、デザイン自体はそっくりそのまま伊藤潤二さんのうずまきです。
パクリかオマージュか
この手の問題になると必ずパクリなのかオマージュなのか論争に発展するんですけど、最終的に判断するのはその人の感性によるので断定はできません。
という前置きの上で私の感想を言わせてもらうと、今回の場合はパクリに分類されるんじゃないかと思ってます。
オマージュというのはあくまで「元の作品をリスペクトして活かした上で自分の表現を加えた物」なのですが、今回のはあまりにそのまんますぎた。
なので分かりやすく「うずまき」という名前を使っているとか、伊藤潤二さん本人がこのツイートにたいしていいね!をしているとかは関係ないです。
0巻の時に夏油が使ってたうずまきはもっと違う形だったのであれだったら良かったんですがね・・・
そもそも
あと、パクリかオマージュか以前に敵の奥義が既存の漫画に出てくる絵そのまんまってどうなんだって思っちゃいます。
銀魂みたいなギャグ漫画で銀時がかめはめ波撃つなら分かりますが、NARUTOのサスケがギャリック砲撃ってきたら嫌じゃないですか。
そもそも呪術は作者の芥見先生が「呪術は王道にちゃんと向き合うことを目標にしているのでいい意味でも悪い意味でも既視感が多いと思います。暇な時にぜひ探してみてください」と言ってるようにオマージュが多いです。

東堂が無くなった腕で拍手するところとか正にハンターハンターのネテロでしたが、あれはオマージュを上手く利用して良い意味で読者を裏切った展開だったと思います。
なのでそういう展開のオマージュはむしろ個人的に好きなんですけど、名前とか絵をそのまんま持ってくるのは違うんじゃないかなあという感想。
それに、ただでさえオマージュが多いので「技ぐらい全部オリジナルにしてくれよ」というのが正直なところです。
オマージュは大いに結構なのですが、やりすぎたり使いすぎると冷めます。
面白い作品なだけに、もう少し控えめにしてほしいなあと思いました。
コメント
あの渾身の描き込みの気持ち悪い絵を同じくらいの描き込みで描写するならまだ分かりますが、どう見ても適当にデザインだけ拝借しました感が強くてリスペクトは感じませんね
画像比較を見るまではオマージュでしょーと思ってましたが
これは擁護出来ないトレースレベルですね…;
面白い部分が多いだけに勿体ないです
明らかにコピペというか模写、見て描いたんでしょう。
流石にプロ失格かと思います。
どうせ会社の方でパクリ元にお金を詰んで黙らせるんでしょう
本当に、ただの模写じゃん!(゚д゚;)
コレを作者がオマージュと認識してるのなら、呪術の今後が不安になるなぁ
信者がオマージュとか言っててドン引きだった。
編集者も何で止めないのかなあ。うずまき、なんて有名な話だし。
改めて見ると呪術って絵下手ですね。週刊だから仕方ないのもあるし
伊藤先生がうますぎるってのもありますけど、こうやって比べると格の差が半端ないですね。
ジャンプ編集部も正式発表とかしてないですし
無理やりかばってた悪質な信者ともども嫌いになりました。
公式発表で謝罪か、事情があったのかの説明あるまで買うのやめます。
設定の似るのは仕方ないですけど、これだけ堂々とパクって謝罪もしないでなあなあで済ますんなら犯罪者です
犯罪者が書いた漫画なんて読みたくない
似てるというかまったく同じなので、普通に考えるとさすがに伊藤潤二側にも許可とってるんではないでしょうか 名称まで同じだし、リスペクトのうえで引用したんだと思います ホラー漫画というジャンルで伊藤潤二は大御所だし、バレないでしょとか考えるはずもない
なんでもかんでもパクリとか騒ぐの滑稽
自分は「うずまき」という作品を知らなかったので、編集さんも知らなくてスルーされちゃってたのかなと思ってました。
というのも、どれだけリスペクトしていようとも、こんな重要なシーンで他者の表現をそのまま引用するような行為を、ジャンプは許可しないだろう。と思っていたからなのですが…
そんなに有名な作品だとなると、編集部公認だったのかねぇ…(・_・`)