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『魔女の守人』とは
『魔女の守人』は少年ジャンプで2020年10号から29号まで連載された作品で作者は「坂野旭」先生。
新連載補正が切れた9話でいきなりアンケがドベ付近に落ち、そこから1回もカラーすら貰えずアンケが復活しないまま打ち切りになりました。
ググれば色々出てくるんですが、主に町の作りと主人公が自分の手を噛むルーティンが進撃の巨人のパクリだと叩かれ炎上した作品で、更にそもそもクオリティが低いという点も叩かれていました。
なお、進撃からパクったと言われている主な部分はそれぐらいで全体通してパクっている訳ではありません。
作者が進撃の巨人のパクリ疑惑で炎上した過去について語る
もう打ち切りになってから5年が経過しているんですが、「ウラ漫 ー漫画の裏側密着ー【小学館マンガワン】」というyoutubeチャンネルで坂野先生が当時の炎上について語っていました。
坂野先生は現在マンガワンで連載中の『獣王と薬草』の作画担当をしており、その関係でこのチャンネルに出演しインタビューで語る流れに。
坂野先生によると「決して意図的にパクった訳では無いがジャンプ編集部に言われてネームを大量に修正し続けた結果、分からなくなってめっちゃ好きな作品が出てきちゃうのかも」との事でした。
また、当時の炎上騒動はかなりキツかったそうでエゴサなどをして「何で描いてるんだろう?」「誰も見てないんじゃね?」という気持ちになっていたそう。
コメント欄の反応
youtubeでは坂野先生を労わるコメントが多かったです。
以下コメントの一部。
- 世間から評価されなかったり、色々あってバッシングされてしまうような作品でも何人もの人が心血を注いで作ってるってのを忘れちゃいけないわなぁ
- 最近好きな作品が短命で終わってしまったんだけど コメント欄とかXがある今だからこそファンレター出そうと思った
- 武蔵野先生もおっしゃってたけど、ファンレターをすごく大事にしてくださっているのを聞いて、一度も送ったことはないんだけど、作品を大好きな気持ちを漫画家さんにファンレターで伝えたいなって思った
- いい評判じゃなかったとしても連載できるのがまずすごいし、あの件で漫画描くのを辞めなかったのも、こうして今成功されているのも本当すごいです。
- 過去作がどうであれ、今、坂野先生が1番輝ける場所で仕事を出来ているのが嬉しいです
- この作者さんがジャンプで連載してた作品を知ってるけど、残念ながら打ち切りになっても他誌でこんなに素晴らしい作品を世に送り届けるまでに成長されてる事に尊敬しかない。諦めない人は絶対伸びるよね…。
- 正直に話してくださってありがたいね。週刊連載は大変よ。追いつめられるよね
感想
パクリを断固否定する事もできた筈ですが、それをしていないところから本音で語っているのが伝わってきました。
やはり少年ジャンプで新連載をやるとそれだけ追い詰められるんでしょうね。
しかし、町の壁だけならまだしも主人公が自分の手を噛むルーティンまで揃っちゃうと進撃の巨人のパクリだと言われるのは火を見るよりも明らかなので、坂野先生はともかく編集は指摘しろよと思っちゃいました。
作者が追い詰められてても編集は作品を冷静に見ないとダメでしょう。
パクリだけに限らず「こんな作品絶対すぐに打ち切りでしょ」という作品が未だにバンバン連載されてるのがジャンプの現状ですし、編集も本当にピンキリなんだろうなと思います。
まあ結果として折れずに漫画家続けて今は『獣王と薬草』で頑張ってるから良かったですけどね。(画力がすごい上がってた)

あと漫画好きにとってはこのチャンネル面白いのでオススメです
コメント
動画見てきました
『直し』を編集さんと一緒に頑張った結果
好きなモノが出てきちゃうのかも、とのことでしたが
作品をより良くするために直した結果
明らかに炎上しそうなパクリと思われてしまうような
要素が入ってそれがジャンプ本誌に掲載されるって滅茶苦茶過ぎますね
まさしく本末転倒
ジャンプ編集部の思考回路がわからないです
直し過ぎて編集もおかしくなったんですかね?
動画で「企画会議に通って、面白くないから直しましょうってなった」って言ってるが面白くないのに通してるの?
そりゃ今みたいな状況になるわ
企画段階で通っても実際ネームにしてみると面白くなかったから直しましょうって事だろ普通の仕事でもある事じゃん働いたことないのか?
動画で「連載会議通す時に3話までのネーム出す」って言ってるから既にネームにはなってるけど…
思い込みで進めて失敗する仕事できない奴の典型だな
何のために編集がいるんだよってなっちゃうわな
その点、色々言われてるけどリンシヘイってすごいよな…
漫画家が出してきたものをウケる形に直して提供してヒットさせてるし