【伝説の打ち切り漫画】「タカヤ-夜明けの炎刃王-」がクソすぎてやばい | めぎしす!
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【伝説の打ち切り漫画】「タカヤ-夜明けの炎刃王-」がクソすぎてやばい

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伝説の打ち切り漫画タカヤ
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【伝説の打ち切り漫画】あまりに低い画力と独特の迷言で強烈なインパクトを残した漫画「斬」について語る

タカヤとは

少年ジャンプ2005年25号~2006年26号まで連載していた作品ですが、途中でタイトルを「タカヤ -閃武学園激闘伝-」から「タカヤ-夜明けの炎刃王-」に変更し大幅な路線変更をしたという打ち切り漫画の中でもかなり異例の作品。

作者は坂本裕次郎先生でこのタカヤがデビュー作でした。
タカヤが打ち切られた後も「恋染紅葉」(全4巻で打ち切り)という作品をジャンプで連載しましたが、その後ジャンプで連載する事はありませんでした。
ちなみに現在はサイコミで活動されているようです。

タカヤ -閃武学園激闘伝-

まずは最初に連載していた方のタカヤの解説。

ある日父親の会社が倒産してしまったと告げられたタカヤだったが、お隣の白川家から100億円寄付してもらった交換条件として私立閃武学園に入学させられる。
幼馴染だった白川家の渚と兄の翔に連れられて来たものの、閃武学園は力こそが全てのとんでもない学園でタカヤは修行して強くなる事を決意する
」というのが大まかなあらすじです。

ベタベタのバトル漫画でした。

寒いギャグと微妙な画力

タカヤの寒いギャグと微妙な画力
出典:タカヤ -閃武学園激闘伝-1巻より


デビュー作だったから仕方ないで済ませて良いのかどうかは置いておくとして、ギャグが寒くて画力も低い作品でした。
シリアスな戦いの途中でもすぐにデフォルメされたキャラがお子様向けのギャグをかますので、テンポも悪く滑りまくっていました。

また、ギャグを挟むとはいえ仮にもバトル漫画なのに画力が微妙で画も古臭かったので人気はありませんでした。
そのせいで夜明けの炎刃王で路線変更する羽目になったわけです。

あててんのよっ

タカヤと渚の「あててんのよっ」
出典:タカヤ -閃武学園激闘伝-1巻より


女性キャラの胸が男性キャラに当たるというありがちなシチュエーションを表すワード「あててんのよっ」の元ネタは実はタカヤです。
古典的なシチュエーションではありましたが、それをワードとして書き起こして流行らせたのはこの漫画最大の功績かもしれない。
ただ打ち切られただけでは終わらない所もタカヤが伝説である理由の1つです。

タカヤ-夜明けの炎刃王-


少年ジャンプ2006年13号~2006年26号まで連載。(全1巻)


こっちがネットで伝説となっている打ち切り作品ですが、最初に説明した通りタイトルを変えただけで「タカヤ -閃武学園激闘伝-」の続きです。
別作品になる際に休載などもせず普通に連載してます。

閃武新生闘王会で優勝したタカヤだったが、それから1週間もせずに突然渚が姿を消してしまう。渚の事を心配していたタカヤだったが突然異世界に飛ばされて・・・」という荒唐無稽な始まり方。
本当に何の前触れもなく始まって数ページでいきなり異世界に飛ばされます。

序盤で異世界に飛ばされる作品は数あれど、ある程度連載してからってパターンはまず無いでしょう。(しかも異世界編に入った途端打ち切りっていう)
当時読んでた人は衝撃だったでしょうね。

雑な展開

雑な展開のタカヤ異世界編
出典:タカヤ-夜明けの炎刃王-1巻より


行方不明だった渚も異世界に召喚されていた事がすぐに判明するんですが、何故か記憶が消えています。
ちなみに記憶は無いもののタカヤと渚は仲良しで関係は特に変わりなく、更に打ち切りになったせいで消えた記憶は戻ることなく終了。

また、タカヤと渚以外の元の世界の人たちは一切出てこないので5巻も使ってやってきた事がほぼリセットされてしまっていて続編にしたメリットが全然ありませんでした。
導入が荒唐無稽すぎて付いていけず異世界に行った後寒いギャグはむしろ悪化していたので、閃武学園激闘伝の方がまだマシでした。(面白いとは言ってない)

よっしゃあああッッ THE ENDォオ!!

タカヤのよっしゃあああッッ THE ENDォオ!!
出典:タカヤ-夜明けの炎刃王-1巻より


今も語り継がれる伝説のラストページ。
一応ここまでのあらすじを軽く説明しておくとこんな感じ。

タカヤと渚が異世界に召喚される原因となった暴君ネロの息子クロト(ラスボス)が登場

そいつにコテンパンにされるが1カ月だけ待ってやると言われる

修行シーンが全カットされていきなり1か月後になる

クロトに向かってタカヤと渚が必殺技を繰り出した所で打ち切り


このように元の世界に戻る事もクロトとの決着も渚の記憶も全てぶん投げて「よっしゃあああッッ THE ENDォオ!!」してしまったというわけです。
本当に酷い最終回だったわけですけど、あまりの勢いの良さで逆に面白いと今も語り継がれています。

ちなみにテコ入れのために始めた異世界編が一瞬で打ち切られるという皮肉な展開になりましたが、元々人気無くて路線変更したので多分元のまま続けてても打ち切られてたと思います。

まとめ

冷静に評価すると酷い作品ではあったんですが、記憶に残る強烈な作品でもありました。
どうせ打ち切られるなら地味にまとめるよりこれぐらい突き抜けた方が逆に良いのかもしれませんね。

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コメント

  1. アバター 匿名 より:

    こんな作品があったんですね。それにしてもすごい終わり方……w

    • アバター 匿名 より:

      懐かしいw
      読み切りのお隣さんパニックだったかな(?)からリアルタイムで読んでたなぁ
      その辺り何があったのか気になって調べたらネウロとかも連載始まった時か(遠い目)

      • menuguildsystem menuguildsystem より:

        たしかにネウロが連載してた頃ですね
        ネウロ大好きなのでいつかレビューするかもしれません

    • menuguildsystem menuguildsystem より:

      最初の1話はamazonでも無料で試し読み出来るんで読んでみてください

  2. アバター より:

    刹那で忘れちゃった

  3. アバター 匿名 より:

    改めて文字に書き起こされると面白いな。やっぱ思い出補正もあるんだなぁ
    こういうのシリーズ化して紹介してほしいわ。
    次は斬でよろ!

  4. アバター 匿名 より:

    時代を先取りし過ぎたかもしれねぇ
    異世界転生モノが流行ってる今ならもうちょっとウケたのでは?

  5. アバター 通りすがりのさうざぁ より:

    恋染紅葉と同じ作者ということにおどろき
    タカヤも恋染紅葉もリアルタイムで読んでたけど全く気づかなかった

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