【打ち切り臭】1話から無駄にグロいしキャラが無個性で見分け付かないし盛り上がる前に終わったジャンプの新連載『Dear Anemone』の感想

2024.02.192024.04.15

13件のコメントがあります（ 2024/02/20）

『Dear Anemone』とは
まとめ
関西弁の男まさかの復活
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『Dear Anemone』とは

2024年2月19日発売のジャンプ12号からスタートした作品で、作者は「松井琳」先生。
調べた限りでは読み切り作品を幾つか掲載した事がある先生で連載は今回が初めて。

以下あらすじ。

今、開花の時──美しく残酷な生物進化ホラーアクション!!生物の楽園──”ガラパゴス諸島”に降り立った主人公・鉢植達。そこで目にしたのは、”独自の進化”を遂げた生物達だった。「弱肉強食」の摂理、残酷に命が踏み躙られる状況で唯一生き残る事が出来るのは、変化を繰り返し「進化」した者のみ…。
出典：https://www.shonenjump.com/j/rensai/anemone.html

グロ

描き込みの細かさに加え一切モザイク無しで人間の首をもぎ取ってたので、ジャンプの中では相当グロい部類でした。
首をはねるだけなら色々な作品がやってますが、引きちぎられる肉・皮や頭と一緒に付いてる脊髄などまで詳細に描かれてます。（見たい方は本編を読んでください）

正直ジャンプ本誌としてはグロすぎる気がするのでこの時点でかなり攻めた作品だなと思いましたし、このグロさと気持ち悪さだけで切った人も居そうなので損してる気がしました。

描き分けとキャラの弱さ

少なくとも1話時点では殆どのキャラが同じに見えてしまうぐらい描き分けができてないと思いました。
特に主人公と黒川愛墨はコマによって本当に見分けがつかないぐらい似てて紛らわしい上に、1番分かりやすかった関西弁ピアスが初っ端で死んだので無個性ばっかりが残ってしまった。

万が一人気作品になったとしてもこれじゃキャラ人気出ませんし、何故この無個性キャラで行こうと思ったのか疑問。

また、見た目問題を無視したとしても全員個性が乏しく今のところ魅力0。
応援したいと思えるキャラが居ませんでした。
強いて言うなら回想に出て来たアフロが1番キャラ濃かった。

盛り上がる前に終わった

最後に主人公の血を吸ったアネモネの花から変な化け物が出てきて終了だったわけですが、盛り上がる前に終わってしまった印象。
もう1つか2つぐらいアクションシーンやってから味方の化け物が自己紹介するぐらいまでやってほしかった。

ジャンプは初動が悪いと一瞬で打ち切りになる雑誌なので、この1話だとアンケは取れないんじゃないかと思ってしまいました。

まとめ

無駄にグロい上にキャラの無個性さという点から1話時点では打ち切り臭がしてしまいました。
描き込みはすごかったですし評価されてましたが、週刊連載でこれが長続きするかどうかは怪しい。
あとすごいジャンプラっぽい。

下手にガラパゴス諸島という実在する島を使ってしまったせいで、遠い日本の若者たちが何故か武装して派遣されるというよく分からない設定含めツッコまれる作品になりそう。