【俺たちの戦いはこれからだ】アンケドベ常連だったレッドフードが18話で打ち切りに! | めぎしす!
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【俺たちの戦いはこれからだ】アンケドベ常連だったレッドフードが18話で打ち切りに!

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レッドフード
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作者がヒロアカの堀越先生のアシスタントをしていたという事で話題になっていたレッドフード。
最初こそ評判が良いように見えましたが、あっという間にアンケのドベ常連組になってしまい、18話で打ち切りとなってしまいました。

レッドフードとは

6月28日発売のジャンプ2021年30号からスタートした作品で、作者の川口勇貴先生はあのヒロアカの堀越先生のアシスタントをしていた経験があります。
その影響で画風は少しヒロアカに似ていて、ついでに筋肉質な女性が出てくる所も似てます。

人を食べる”人狼”という化け物と、それを駆逐する為の組織”狩人組合”が存在する世界で、親を人狼に食べられた主人公のベローが狩人になろうとするお話です。

アンケ

ジャンプでは大体9話までは新連載補正という物が存在すると言われていて、それまではどれだけアンケが悪くてもある程度上の方に掲載されます。

この補正が切れた瞬間にドベ付近に行く作品は始まったばかりなのに期待されていないという事で、かなりヤバいと言われています。
そして、レッドフードは見事9話にしてドベ2に転落してしまったのでこの時点で赤信号。

最近このパターンに入った作品は100%打ち切られているので、レッドフードもほぼ打ち切り確定だと思われていましたが、案の定打ち切りでした。

画力

最初にヒロアカと画風が似ていると言いましたが、それはあくまでキャラの顔や雰囲気だけの話であって画力やコマ割りは天と地ほどの差があります。

これは多くの人が言ってる事ですが、全体的にゴチャゴチャしていて読みづらい。

出典:レッドフード 10話 少年ジャンプ2021年41号より

しかも、他の作品と比べてコマを跨ぐ演出を多用する事で余計に読みづらさを加速させている気がします。
読みづらさだけで言ったら最近の打ち切り作品たちと比べてもダントツかもしれません。

読みづらいというのは漫画として致命的ですし、ストーリーと違って絵やコマ割りは簡単にテコ入れ出来るような物でも無いのでこの時点で先は暗い。

テンポ

ストーリーの根本的な部分は別に良いと思ってるんですが、展開が遅すぎる。
まず最初の村でベローが人狼を倒す、ここまでは良かったんですがそこで更に人狼が2匹追加される。
その上、そいつらを倒したと思ったらいきなりラスボスみたいな奴が現れてひと悶着、ようやく村を出たのは6話。

1話で最初の人狼は倒してたので2話で出ていくかと思いきや、6話まで引っ張ったのでズッコケた人も多いでしょう。

出典:レッドフード 9話 少年ジャンプ2021年40号より

そしてようやく村から出たと思ったら今度はHUNTER×HUNTERのハンター試験のような物が始まり、ケイドロをさせられます。
これがまた盛り上がらない上に長い。
結局14話までやったわけですが、アンケは全く上がっていない事が全てを物語っています。

色々理由はあるでしょうけど、面白くなかった最大の原因は緊張感の無さだと個人的には思ってます。

例えばハンター試験の場合後半は不合格=死だったわけですが、レッドフードのケイドロは捕まっても檻に入れられるだけ。
おまけにタッチされれば出られる上に、試験官は手加減しまくりで大けがも一切させられない。

人を食う化け物を狩るのに何故こんなゆるい試験なのかが分からない。
これでまだ受験生の中に人に化けた人狼が居たら盛り上がったのかもしれないのにそれすら無い。

出典:レッドフード 8話 少年ジャンプ2021年39号より

完全に自虐ネタになってるコマですが、まさにページの無駄。
どうして最近の打ち切り作品は揃いも揃って無駄なところに時間をかけたがるのか。

いい加減編集部も学んでちゃんと作者にツッコミ入れてくれないかな。

メタ展開

レッドフードのメタネタ
出典:レッドフード 15話 少年ジャンプ2021年46号より

ようやくケイドロ編が終わったレッドフードが次にどう舵を切るのかと思っていたら、なんと村長がレッドフードのシナリオを書き換えているというメタ展開が始まりました。

本来、グリムが主人公になるはずだったのを村長が書き換えてベローを主人公にしたそうです。
グリムが無能だったのも、ベローがやけに都合よく持ち上げられていたのもこれのせいというわけです。(言い訳っぽくも見えるが)


管理人
管理人

そう来たか・・・



最近の打ち切り作品はほぼ無理やり進めて不完全燃焼的な終わり方でしたが、レッドフードはどうせ打ち切りだからという無敵状態を活かして超展開に舵を切ったようです。

おかげでちょっと話題にはなってるみたいですけど、結局終わりそうな展開ですしレッドフードが好きな人は多分こういうメタ展開は求めてない気がするので、”悪あがき”っていうのが正直な感想。

打ち切り

レッドフード 俺たちの戦いはこれからだ
出典:レッドフード 18話 少年ジャンプ2021年49号より

そんなレッドフードが18話で打ち切りとなりました。
メタ展開やってた事を踏まえ、最後は「俺たちの戦いはこれからだ」で締めるという絵に描いたような打ち切り方でした。

レッドフードの世界のシナリオを決めていたという読む者(私たちを指してる)から解放されたので、ここからは私たちが読めないストーリーが始まるという事のようです。

何だかtwitterではキレイな終わり方みたいに褒められてますが、この終わり方自体は最初から決まってたでしょうし、結局つまらない漫画が早々に諦めて畳んだだけという印象でした。
それに、村長をベローが撃って崩壊が止まるのもよく分からないし、シナリオが無くなって読む者たちの機嫌を損ねたら世界が消えるはずだし、結構ガバガバに見えました。

出典:レッドフード 18話 少年ジャンプ2021年49号より

あと、読む者がレッドフードに求めていたのはむしろシナリオが無くなった後の世界(グリムが無能じゃなくベローと旅しながら人狼を倒していく展開)だと思うので、根本的に需要を見誤ってたんじゃないかなと思いました。

作者の力不足はもちろんとして、編集側の責任もかなりある。
上でも言ってるように、最近のジャンプは最初から面白くないと一瞬で打ち切られるのでグダグダと話を進めるのはいい加減止めるべき。
アンケを書いてる作品が次々と打ち切られていく読む者たちの気持ちも考えた方が良いのではないだろうか。

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コメント

  1. アバター 匿名 より:

    試験みたいなのが始まった辺りで「あ…」ってなったなぁ…
    この手の展開でグダって試験途中か直後に終わった漫画わりとあるから察せるようになってしまった

  2. アバター 匿名 より:

    読み切りは良かったんだけどなあ…

  3. アバター 匿名 より:

    先週(実際にはそれまでの話を含む)に描写してた部分でネット上とかで失笑されたボロッボロの部分に
    わざわざ当てつけるように後出し泥縄で今週言い訳をするやり口(しかもそれで作者は言い訳できたつもりでドヤ顔だが実際はみじめさと低質さを助長するだけ)が
    あのタイパクと共通する無能さ+卑劣さでほんと不快
    誰に何を言い訳したいの?なんのためにそれをするの?(つまらない自分のプライドがそれで守れるわけ?)って言いたい

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