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「ドリトライ」とは
2023年5月8日発売のジャンプ23号からスタートした作品で、作者は過去に「ボーンコレクション」という打ち切り作品を連載していた「雲母坂盾」先生。
初っ端から古臭い設定と絵柄であまり期待されていなかったんですが、案の定すぐにアンケがドベ付近まで落ちてしまいました。
19話で打ち切り

そんなドリトライが19話で打ち切りとなりました。
なんと最終回はいきなり現代編となっており、ジジイになった主人公の青空の葬式でブラック企業に勤めている孫が覚醒するという超展開。
まるで鬼滅の最終回みたいな終わり方でした。
ラストのコマは絶対に「心が強ぇからだ!」で終わると思ってただけに、孫が普通な事を言ってて肩透かしを食らいました。
というか、主人公が年老いたエンドは悲しくなるからあまり好きではない。
打ち切りの原因
過去にいくつも記事を書いてきたので既に言い切った感があるんですけど、まず単純に古臭かった。
設定も画も古いので1話切りした人がかなり多かったと思われます。
何の勝算があってこんな設定にしたのか分からない。
また、タフさで何度でも立ち上がるだけで終盤まで必殺技も無く心が強ぇ弱ぇしか言わないのでワンパターンだった。
アスミカケルという上位互換も出てきてしまいましたしね。
ただ、終盤の突き抜け具合は面白かったので次の連載があるとしたらもっとぶっ飛んだ内容にしてほしい。
まとめ
最初からある程度分かってた打ち切りでした。
編集部はこれが人気作品になる未来が見えたんだろうか?

でも何度打ち切られても雲母坂盾先生は心が強ぇから大丈夫!(次は期待してます)
フリーレンに混じってトレンド入り
連載終了してから何故かメチャクチャな展開や語録がバズっており、フリーレンに混じってトレンド入りしていました。
コメント
ド級のリトライだ!とかいわけわからん力技タイトル回収好き
クセが強ぇんだ…
次はアイスヘッドだろうなあ…
次はクセの強さで突き抜けてほしいですね
葬式のムービーで主人公が1920年生まれって言われてたけどおかしいですね…だとするとボクシング始めた時には25、6歳とかになってるはず
そんな細けぇ事を気にしてるのは心が弱ぇからだ!
コメントもレスもおもしれいわw
令和オチ
作中の「つらいことがあっても笑え」は心が強いわけじゃないから賛同できないが、絵と線が好みだし熱い展開のある漫画が好きなのと、ネタにされてる理由が気になって単行本買った
あしたのジョーにそこそこのハングリー精神と飛んでもギャグ展開を混ぜて、ライトな内容になったものがこれかなと。悪い意味で令和らしいというか
戦後のボクシングものをやるなら青年誌でやればよかったのに
少年誌でしかもビジュアル重視の腐女子が強めのジャンプでは不利。ウォーハンマー君はイケメンじゃないし
熱くて泥臭いものは今でもあるから時代遅れというわけではないが、戦後ボクシングの歴史をなぞって熱い漫画をやりたかったのだろうけど、読者の目を気にしてブレて迷走して、最終的に開き直ってネタに振り切ってしまったのも不味かったんじゃないか。爪痕として語録を残したのは凄いが、半端にしてしまったのは心が弱いように見えた
個人的に大筋は好みなのだけど、色々残念なところがあって惜しかった