家族

今回はキャラクター達の家族が色々登場する回でした。
ミナレの父親は飲んだくれで母親にクズ呼ばわりされていたので、まさに「この親にしてこの子あり」という感じでした。
普通主人公の家族は登場するまでに前置きがあったりするものですが、ミナレの両親は唐突に登場してびっくりしました。
けど、このアニメは色々イレギュラーなのでその唐突感も逆に良かったです。

また、マキエが過保護の兄に束縛されるのが嫌で兄の罪滅ぼしに手伝いをするという口実の下、ボイジャーに逃げてきた事が判明しました。
何となく能登さんのこういう演技だとそのキャラが不幸で可哀そうなイメージになるので、それにピッタリなのは良かったです。
ボイジャーを利用して自分が美味しい思いをするようなキャラだったら少し冷めてたかもしれない。
あと「あんたの兄貴少しおかしいよね」に対して「だいぶおかしいです」と被せ気味にツッコむところは面白かったです。
麻藤さんの過去

今回は麻藤さんの過去が少しだけ回想で語られ、ミナレに似ているという芸人のシセル光明も登場しました。
この人は凄惨な事故に遭ったという事ですが一体何があったのか?

そして今回の話を見た限りだとシセル光明が麻藤さんに送ったラジオをミナレの父親が持ってたようですけど、一体どんな関係があるのか?
今後の展開に注目。
肉?

彼女が亡くなったという沖の部屋に行くと天井から謎の液体が染み出てくるというホラー展開だったわけですが、これってミナレの母親が電話で言ってた2年前に送った肉が原因ですよね。(何で決まった時間にしか垂れないのかは知らないが)
私は原作1巻をちょこっと読んだだけなのでこの辺りのストーリーは全然知りませんが、かなりあからさまだったのですぐ分かりました。
わざわざ途中で話ぶった切って来週に続けてるわけですし、もっと前に肉の話を出しておいて分かりづらくした方が良かったんじゃないだろうか。

ここまで言っておいてミスリードだったら恥ずかしいと共に感心するけどね!
まとめ
全体的にテンポは良かったですし、ぬくぬくと温かいタオル生地みたいな番組や口噛み酒のくだりなどミナレの言い回しも独特で面白かったです。
前回怪しかった作画も今回は大丈夫でしたし、話がぶった切りな事以外は総じて良かったです。
液体の正体はほぼ分かり切ってますが、沖がどういうリアクションを取るかは未知数なのでそこが楽しみです。
コメント
瞳の丸い灰色もホラー描写だとしたらアリに感じる
その発想は無かった
自分は原作未読のため、毎回先の展開が予測できず、逆に面白いですわこのアニメw
ガチでかっこいいラジオ回を見たいなぁ
私もほぼ原作未読なので毎週楽しみにしております
アフタヌーンにあった作者さんコメント
脚本やキャラクター造りは原作者としては「え?」って感じはありますが、
監督さんや俳優の皆さん、スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりです。
ボクやファンの皆さんは別次元の『新・波よ聞いてくれ』として鑑賞するのが正解かもしれません。
もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ!