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「一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟」(NAFCA)
低賃金や長時間労働などアニメーション業界の課題解決を目指す団体「一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟」(NAFCA)が発足した。19日に記者会見が開かれ、設立に携わった監督や声優らアニメ関係者がクリエーターの不遇な状況を訴えた。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/f58399bc6e7c50e5875830b6d4dd3c928644e218より
ボロボロのアニメ現場を改善するための団体(NAFCA)が設立され2023年5月19日に記者会見を開きました。
理事は声優の甲斐田裕子さんでその他にもアニメ監督などの関係者が設立に携わっています。
昔から言われていた事ですが、一部を除きアニメーターは低賃金・長時間労働が当たり前でそれを覚悟しないと入れない業界と化していたので、そういった現状にメスを入れる団体のようです。
現実問題
朗報なのは間違いないんですが、昔からずっと言われてきたのに改善されなかった問題でもあるので本当に改善できるのかどうかは怪しいところ。
「アニメ本数増やしまくって勝手に忙しくしてるんだろ」という声も結構あったりして正論ではあるんですけど、本数減らしたら減らしたで食えなくなるアニメーターや声優も増えるでしょうから難しい。
「製作委員会ばかりが儲かってる」とよく言われるので100%出資で黒字になったチェンソーマンみたいな作品が増えれば良いのかもしれませんけど、そもそも成功するかどうか分からない上に余裕の無い会社には100%出資なんて不可能。
また、黒字がどれだけアニメーターに還元されてるかも分からないのであくまでこういう作品は会社が自主的にやる物にとどまりそう。
やっぱり根本的なお金の流れを変えないと解決されないんでしょうけど、果たしてそんな事ができるのかどうか。
AIの活用
また、アニメーターの待遇を改善する方法の1つとして最近はAIの活用が挙げられています。
AIによって制作時間が短縮されればその分アニメーターに余裕が生まれてくるという話。
ただ、最近のAIは目覚ましい勢いで進化しているのでアニメーターの時間を確保するどころか仕事そのものを奪いかねない気もします。
声優は声だけではなくその人自身に需要があるのでAIにとって代わられる事は無いだろうという記事を以前書いたんですが、アニメーターは自身の人気で集客できるような立場では無いのでAIによって母数がごっそり減る可能性もあるんじゃないかと個人的には予想してます。
「じゃあアニメーターもアイドル化させれば?」って話なんですけど、あまり上手く行く気がしないしまた新たな問題が発生しそうな気もする・・・
まとめ
アニメ業界に限った事ではありませんけどAIの進化が今後の行く先を握っていると思ってるので、そこら辺も含めて待遇の改善を考えていかないとなるとより難しそうな気がしました。

「アニメは日本の宝」なんて言われてるとは思えない今のアニメ業界ですが、果たして今後どうなっていくのやら
コメント
一部の有名アニメーターならアイドルみたいにはなれるけど、労力に見合わないような低賃金という根本的な問題が解決できなさそう。
グリッドマンとかはグッズも売り出してる印象だけど、他の制作会社も自社の作品の需要のありそうなグッズを売り出したりすればいいのになって。
漫画家が議員になってたけど、今後そういうのも改善されるよう動いてくれたらワンチャンありそうだけど難しいだろうね。
根本的な収益の分配を変えないとどうにもならない気がします
もうアニメはええわ
名前の時点で見る気失せるのばっかだし日本の宝とか言いながらほぼ外注なんだから
AIにでもやらせときゃええ
正直ごもっともな意見だと思います